旅客機が墜落してしまいましたが・・
ニュースで話題になりましたが、
アメリカで旅客機が住宅に墜落・炎上、
50名が亡くなるという惨事が起きてしまいました。

亡くなった方々のご冥福をお祈りします。

しかし、それを取り扱う報道の数々、相変わらず好きになれません。
「またボンバル機」とか新聞やニュースで報道されるってどういう事?

確かに機体はボンバルディア社のDHC-8-Q400。
通称「ダッシュエイト」と呼ばれ、
ちょっと前に高知空港で前輪が出ずに胴体着陸を行った機体です。

ですが、今回の墜落の原因はまだ解っていません。
機体の問題ではなく操縦士の問題かもわかりません。
航空機の事故の原因の多くはヒューマンエラー、つまり人のミスなのですから。

それなのにニュースの見出しで「またボンバル機」っていう言葉を使うのはどういうことか。
既に悪を悪だと決め付けて報道するのはどういうことか。

見出しで「またボンバル機」と使うだけで、
世間的には「ボンバル機=危険」という認識が植え付けられてしまいます。
原因はパイロットかもしれない。
もしくは整備士のミスかもしれない。
調査の結果、ヒューマンエラーであった場合、新聞各社は「メーカーが原因ではなかった」と謝罪するのでしょうか?
悪いウワサばかりを流しておいて、そのまま放置するのでしょうか?

今回の事故の原因は、主翼の着氷に焦点が置かれているようです。
主翼に着氷が有った場合、パイロットはそれを取り除く装置を作動させなくてはいけません。
それをパイロットが作動させたのか、
そしてそれが作動したのか、
原因の解明が待たれます。

もし装置が作動しなかったとしても、じゃあメーカーが悪いという訳ではなく、
機体をメンテナンスしてる運行会社に非がある可能性の方が高いです。
除氷装置は普段から点検しなければいけない項目ですからね。

マスコミは「事実を伝えるけど真実は伝えていない」と、どこかネット上で見たことがありますが、
私もその通りだと思います。

そうは思いつつも、私達はニュースや新聞見ることでしか社会に起きていることを知ることが出来ません。
今回は私も知識のある航空関係のニュースだからそう思えましたが、
私が知識の無い分野に関しては、それが真実かそうでないかは見極めが非常に難しいです。

とりあえず主要な話題に関しては自分でも調べるようにしてますが、
それでもいつの間にか報道に洗脳されている部分もあるかもしれません。

例えば・・
「今年のバレンタインデーには男性から女性にチョコを渡す逆チョコが注目されてます」
とか。 
馬鹿な事を言っちゃいかん。
僕はそんなくだらない情報には流されないぞ。
『あぁ、流行ってるんだったら僕も』なんて絶対思わないぞ。

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