Orbital Period

2007年12月19日 音楽
Orbital Period
我々は3年間待ったのだ!

・・という訳で、
前作の「ユグドラシル」より3年、
いよいよBUMP OF CHICKENのニューアルバム「Orbital Period」の発売です。

思い返せば3年前、ユグドラシルをヘッドフォンで大音量で聞いた日が懐かしい。
(私はBUMPの新曲は初めは必ずヘッドフォンで大音量で聴いてます)

まだ1回しか通して聴いていませんが、とりあえず興奮冷めやらぬ内にファーストインプレッションを書きたいと思います。

・『Voyager』 
BUMPのアルバムの最初の曲としては予想通りのショートソングでした。

・『星の鳥』
聴いた瞬間、「あれ?これって・・?」と。
あ〜、そうきたか、そうきたか。って感じですが、個人的にはすごくアリです!

・『メーデー』
これはシングルで数回聞いていますが、星の鳥のおかげでシングル版よりも好きです。
BUMPらしい疾走感のある曲といいましょうか。
オンリーロンリーグローリーと似て、相変わらずカラオケで歌いにくそうです^ ^;

・『才悩人応援歌』
題名だけ見たときはどんな曲なのかと想像を膨らませましたが、聞いてみればサビが印象的なこの曲。
どことなく曲調が乗車権に重なる部分も感じられました。
サビに入る前のギターの音が変わったところが、どこか懐かしい曲調だと感じるんですけど、私だけでしょうか?

・『プラネタリウム』
これもシングルで飽きるほど聞いた曲・・だけどもぜんぜん飽きてません。
イントロのギターの音色が今でも大好きだし、歌詞も好きだし、メロディーも好きだし、ってか全部好きです。
これは名曲。こんな曲を作れるのはBUMPだけです。

・『supernova』
これまたシングルの曲。初めは嫌いだったけど、次第に引き込まれて、今ではすっかりお気に入り。
個人的に、テイルズオブジアビスのエンディングの曲になってくれたら良かったのにな〜とか思ってます。

・『ハンマーソングと痛みの塔』
イメージのつかみにくいタイトルでしたが、こういうテンポの曲もアリですか・・?
不思議なテンポですが、面白いです。でもなんか単調な感じも否めませんでした。
間奏がなんかギルドに通じるものがあった?

・『時空かくれんぼ』
サビのドラムの叩き方が変わってるな〜、というのが印象。
「涙のふるさと」のサビでのバスドラム連打には驚かされましたが、これもある意味衝撃的^ ^;
ちょっとサビだけ賑やかな音楽で、イマイチな印象でした。

・『かさぶたぶたぶ』
ちょっと、これって隠し曲なんじゃないの?
藤原ってば「かさぶた〜ィェィ」だなんて、そんな・・
でも歌詞はしっかりしてるし・・隠し曲から出世したような曲^ ^;
テンポはいいし、何かピクニックでもしながら歌ってるような、楽しい感じがして好きかな。
カラオケで使えるなぁ、コレ・・

・『花の名』
言うまでもなく、BUMPの最新名曲。
今回のアルバムの中でも頭一つ飛びぬけて完成度の高い曲だと、改めて思いました。
イントロから最後まで、鳥肌が収まらないすばらしい曲です。
映画は見てないけどね〜!

・『ひとりごと』
「ねぇ」のフレーズにめろめろになっちゃう曲。
青春臭い曲ですが、でも全体的には盛り上がりに欠ける曲だな〜って思っちゃいました。

・『飴玉の唄』
BUMPといえば「とっておきの唄」「くだらない唄」など、「〜の唄」という伝家の宝刀がありますが、飴玉できちゃったかぁ・・
BUMPらしい曲調ですが、やっぱり地味・・?
あまり曲として印象に残っていません。

・『星の鳥 reprise』
あぁ、この曲ってこういう使い方なのか。
でも、この曲の持つ本質、きっと深いに違いない。
それを理解するには、まだ時間がかかりそうです。

・『カルマ』
ゲーム「テイルズオブジアビス」の主題歌。私も結構やり込みました。
この曲のオープニングアニメ、カッコ良かったな。
カラオケでは難しいけど、聞く分には大好きです。いや、まじで難しいっすよ、これ。
基本BUMPって高いけど、これもまた・・・

・『arrows』
曲の始めのほうはおとなしい曲だったので、「これは後半絶対に盛り上がる!」とワクワクしながら聴いていたんですが・・
期待しただけに、ちょっとガッカリしてしまった曲でした。

・『涙のふるさと』
シングルの曲。相変わらず良い唄です。
サビでのバスドラム連打は衝撃的でしたが、良い味だしてんなぁ。すごいよ升。
でもやっぱり、こんな曲を作る藤原はやっぱスゴイ。

・『flyby』
締めのショートソング。voyagerと同じ・・と思いきや、びっくり。
カラオケでも・・いや、厳しいか。

・『○○○○』(シークレット)
今回は空白の時間が短いのが良心的(笑)
いいなぁ、この感じ^ ^;

総評:
シングル曲の存在感がやたらと目立つアルバムに仕上がってるように感じましたが、これは聴き始めだったからでしょうか。
まだ1回しか聴いてないのでこんな感じに受け取れましたが、
これからまたず〜っと聴いているうちに印象が大きく変わってくると思います。

でも、前作の「同じドアをくぐれたら」や「Fire sign」のようなシングル曲にも引けをとらないガツンという強さを持った曲が無かったのは、ちょっと残念ではあります。

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