良い車? 悪い車?
この一週間のうち、先輩と友達が新車を買った。

先輩は三菱のコルト・ラリーアートバージョンR。
友達はトヨタのアルファード。

どちらも早速見せてもらったし乗せてもらったんですが、
コルトVRの方は小型ボディにハイパワーエンジンで、とても快適な走り。
アルファードの方はなんといっても広い室内空間と快適な座り心地。
両ユーザーとも、口をそろえて「いい車だろ〜?」と言う。
そして、コルトの先輩はアルファードに「あんなデカイのあったて・・」と、
アルファードの友達はコルトVRに「あんな狭い車じゃあ・・」と言う。

・・・・・・

良い車って、なんでしょうか。

最近発売され、日本の車ファンを魅了するニッサンのGT−R。
あれは良い車だと賞賛してやまない友達は数多くいます。

本当に良い車だというのならば、なぜ皆買わないのですか?
良い車なんでしょ?なら買えばいいじゃん。

すると、「あんな高いの、買える訳ないじゃん」と皆言います。
冗談じゃない。
高くて買えないなんて、そんなの良い車でもなんでもない。

性能が抜群に高ければ、その分高価になる。
そんなことは十分に承知していますが。

・・・・・・

車にとって、長所は短所です。

大きい車では、室内が広くて居住性はかなり快適な分、
逆に車体そのものが大きくなってしまい、狭い道では苦労する、重量が重くなり燃費が悪い、維持費が結構かかります。

小さい車ではその逆。

突出した個性であるデリカD5の210mmという高い地上高も、オフロードでは抜群の性能を誇るものの
乗り降りの際に苦労するだの、老人を乗せるのに大変、という短所も持ち合わせています。

じゃあ何が良い車なのでしょうか。

結局のところ、全てにおいて良い車なんて当然ながら存在せず、
それぞれのニーズに合っているかどうかっていうところがポイントな訳です。
本人が「俺にはこれが合ってる」と思えばそれが良い車です。

・・・・・・・

結局、そんな解りきったことを結論にしたいのか、とお思いかもしれないですが、

つまり、

二人とも俺のコルトプラスを馬鹿にすんな!

という事です。

コメント